1月某日、17時45分・・・
私は歌舞伎町のドン・キホーテ前で緊張と格闘していた。
そう、私は人生で初めて「女性向け風俗店」を利用しようと試みている真っ最中なのです。
勇気を振り絞って予約をしてみたものの、いざとなると緊張で足が震えている・・・
待ち合わせの時間は18時なのに、15分も前に到着してしまった。
「どんな男性が来るのだろうか・・・」
「私の好みの男性が来てほしい・・・」
「せっかくならイケメンが良いなぁ・・・」
「てか、ホントに来るのかな?」
そんな疑問を抱いている時だった。
目の前に高身長のイケメンが立っている。
「ミチコさんですか?」
高身長の彼が、私の顔を覗きながら話かけてきた。
「はい、そうです・・・」
まさか、こんなにもイケメンが来るとは思ってもいなかった。
失礼な話、風俗店で働いている男性など、さほどカッコイイ男性なんていない。
そんな勝手な私の印象を一瞬で吹き飛ばしてくれるイケメン君。
清潔感があって、おしゃれな今どきメンズだった。
「初めましてRです。待たせちゃった?」
イケメンが満面の笑みで語りかけてくれる。
「ちょうど今来た所です。」
漫画のような受け答えをしてしまった。
こんなイケメンを目の前に、実は15分前から待ってました。なんて事はとても言えない。
「じゃぁ、早速行こうか…」
イケメン君に誘導されながら、歌舞伎町の街を歩き始めた。
「緊張してますか?」
R君は私が緊張しているのを察してくれたみたいで、質問を投げかけてくれた。
「かなりしてます・・・」
正直に緊張している事を打ち明けた。
すると、
「そうですよね、初対面って緊張しますよね」とR君。
初めて利用される女性は皆緊張しているとの事。最初は性的な興奮よりも、緊張が勝ってしまう事も多くあるとか・・・
そんな緊張をできるだけ和らげて、初めて利用する女性のお客様にも快楽をもてなしてあげる事を心がけているとか。
プロ意識に脱帽ですが、現段階だとこんなイケメンを目の前に快楽を楽しめる自信なんてこれっぽっちも無いです。
R君が言うには、時間が経過すれば徐々に距離も近づくし、自然と解放できるようなタイミングが来るらしい。そんな状況になれば快楽を楽しめるとの事です。
楽しみ半分、緊張半分・・・
解放されてしまう私を妄想しながら、無事ホテルに到着した。
私には行ってみたかったラブホテルがある。
歌舞伎町で有名なあのホテル。
1人でホテルに来るタイミングなんて中々なかったので、良い機会と思って利用してみた。
予約時に行ってみたいホテルや、予算などを伝えておけば、男性がそのホテルに誘導してくれるシステムである。
エントランスで受付けを行う。
「どんなお部屋が良いですか?」
多少は値が張るが、せっかくなので広くてお姫様のようなお部屋をチョイス。
支払いなどは、R君が全てやってくれた。
女性向け風俗店を利用する際には、ホテル代は女性客が支払うのが一般的。ですが、先に男性が支払ってくれて、後からその分を渡す感じにしてくれる事もあるみたい。
R君はそのタイプ。
受付けを済ませたら、エレベーターに乗ってお部屋に行きます。
このエレベーターがなんとも言えない緊張感。
エレベーターに乗ったときって、無意識に無言になる瞬間てありますよね?
そんな一瞬の間に「これからR君と夢の時間を過ごせる」
そんな妄想が脳裏を駆け巡る。
変態チックな妄想をしている間に、私のパラダイスルーム【502号室】に到着した。
部屋に入るなり、
「コート預かるよ」
と、完ぺきなエスコートをしてくれ、コートをハンガーに掛けてくれた。
まずは、ソファーに誘導されて一息する。
R君はカバンの中からミルクティーとお茶を出してくれた。
「どっちがイイ~?」
私の為にわざわざ買っといてくれたみたい。
些細な事だけど、この心遣いは非常に嬉しい。日常で男性に優しくされていない女性であれば、この時点できっとイチコロなのでしょう。
現に私も胸がキュンキュンしてましたし・・・
温かいミルクティーを手に、自己紹介のようにお互いの事を話しました。
恋人との初デートのような幸せな時間。
今思い返しても楽しかった。
会話が一段落すると、R君はカバンの中から【カウンセリングシート】を出す。
女性向けの風俗店には、大抵どこのお店にもこの【カウンセリングシート】があるみたいです。
病院など行った際に記入する問診表のような物です。
【今日やりたいプレイ】だったり、【やりたくないプレイ】だったりを事前に聞いてくれる有難いシステムです。
このカウンセリングシートがあるおかげで、触られたくない身体のパーツであったり、興奮する箇所を事前に伝える事ができます。
カウンセリングシートには、お店によって様々な問いがあるとの事。
私が聞かれたのは「やってみたいプレイ」「やりたくないプレイ」「してほしい事」「して欲しくない事」などなど…でした。
カウンセリングが終了すると、シャワーに入る流れになります。
R君が私の為に、シャワーの準備をしてくれる。
準備が出来たら、「どうぞ」とレディーファーストをしてくれる。
ここで一つサプライズがあった。
湯舟にお湯が溜まっていた。
いつの間に???
ホテルの受付けをする際に、湯船に浸かりたいと一言呟いていたのを、しっかりと聞いていてくれてたのである。
てか、いつの間に???
できる男はこんな事ができるのか。と感心していると同時に、もうこの時点でR君の虜になっていたのは言うまでもない・・・
シャワーには、一緒に入浴する事も可能らしいですが、さすがに恥ずかしかったので別々にしてもらいました。希望があれば一緒に洗いっこをしてくれるみたいです。
シャワーから出ると、部屋の明かりが薄暗く、イイ感じのBGMが流れていました。
私がシャワーに入っている間に、準備を整えていてくれたみたい。
全てが完璧に行われていて逆に怖いくらい。
こりゃ、ハマる恐れあり。なんて、事を感じつつR君がシャワーに向かった。
「ゆっくりしながら、待っててね」
まさに恋人同士のような会話。
この時点で私の緊張は興奮に移り変わっていた気がします。
高鳴る鼓動と、これから行われるエッチな体験を胸に、シャワーから戻ってくるR君を待つ時間。この待っている時間が本日1番の緊張した時間だったのかも。
シャワーから出てきたR君は、ボクサーパンツだけ着用している恰好。鍛え上げられている引き締まった腹筋に思わず目が向いてしまう。
「始めましょうか・・・」
シャワーから出てきて、すぐさま始めようとするR君。
興奮を隠しきれない私は言った。
「はい、お願いします・・・」
まずはベッドにうつ伏せになって、との指示。
足の裏から、腰や背中などの背面を全体的にマッサージしてくれた。
通常のマッサージ店には何度か行った経験がある。
しかし、イケメンにマッサージをされた経験はない。
ごく普通のマッサージをしてもらっているだけなのに、身体が火照ってるのを感じる。
指先などは冷たい空気を感じているのに、身体中が火照って熱く感じる。
興奮しているのであろう。
身体を触られただけでこんなにも反応してしまうなんて・・・
「ちょっと恥ずかしいかも…」
そんな心境があった時に、すかさずR君に気づかれた。
「暑いですか?」
出会って数分なのに、私の身体を熟知しているかのごとく察してくれる。
長年一緒にいる恋人でも気づかないような変化を見逃さない。
さすがはこの道のプロ・・・
全然大丈夫ではないのに「大丈夫です」なんて見え透いた嘘でその場を切り抜けた。
身体を触られただけなのに反応していると思われるのが恥ずかしかった・・・ただそれだけなんです。
マッサージは、うつ伏せの状態で【下半身から上半身】に向かってマッサージをして頂いた。最初はストレッチのような感覚で、指圧マッサージだったり、体重の圧をかけての身体ほぐしといった感じ。
一通り身体が温まった所で、アロマオイルを使ったマッサージが開始されようとしていた。
アロマオイルを使ったマッサージも、足先から上半身へと移行していった。
勝手なイメージで、マッサージをしながら胸など性器などを触ってくるのかなと思っていましたが、アロマオイルのマッサージ中には触られる事もなく、ごく一般的なマッサージと同様な流れでした。
後々聞いてみた所、アロママッサージと性感マッサージはワザと分けて行っていたらしいです。あえて別々にマッサージをする事によって、いざ性感マッサージをする際に、感度が向上するとの事です。
確かに触ってほしいのに触ってくれない。いわゆる焦らしプレイのような行動が興奮を掻き立ててくれていた気がします。
私的には、このアロマオイルのマッサージだけでも十分に気持ち良かったです。
このまま終了となっても満足な内容。
しかし、ここからが風俗店の本番でした。
うつ伏せの状態が終了し、仰向けになる。仰向けでオイルマッサージをして頂いた後に、性感マッサージに移行する。
オイルマッサージが一通り終了したら、R君の柔らかい唇が私の唇に触れるのを感じた。
ゆっくりとキスをしてもらっている。
丁寧に優しくキスをしてくれているのを感じ取る事ができた。
柔らかい唇に我慢ができず、私は舌を出してしまった。無意識の内にディープキスを要求してしまっていたのだ。
私が舌を出したのを察してくれたR君。
R君も私の舌を優しく舐めまわしてくれる。
ゆっくりとゆっくりと時間をかけて、キスをしてくれた。
舐めまわすように、唇にゆっくりとキスをしてくれた。
「キスがこれ程までに気持ち良かったものか…」
R君の唇が私の耳元に移行した。
耳筋を優しく愛撫してくれている。
思わず声が漏れてしまった。
「アっ・・・」
私が気持ちよくなっているのを察してくれたのであろう。
耳から首筋を丁寧に愛撫してくれていた。
いつもなら耳元や首筋は、くすぐったいだけと思っていたのにこの日は違った。「声が漏れてしまう程に気持ち良かったのだ」
相性なのか、R君が上手だったのか、今では不思議でしょうがない。
ただ、この時は気持ち良かったのが私の本音である。
「もっと、もっと・・・」
と無意識に胸の奥で思っていたのを今でも思い出す。
首筋の愛撫の後は、徐々に下半身に向かって下りていった。
事前に私は「乳首を攻められるのが好き」と伝えてあったので、胸もゆっくりと時間をかけて愛撫をしてくれた。
優しく撫でてくれたり、舐めてくれたり、激しく揉んでくれたり・・・
そのあとは全身を隈なくリップしてくれた。
これが噂の全身リップと言うものであろう。
確かに気持ち良い。
イケメンにやってもらっている感覚が病み付きになりそうな位に気持ち良かった。
男性に対してやってあげた経験はあったけど、男性側からやってもらった経験がなかったので、全身リップの良さを初めて味わった。
恐るべし風俗店。
その後もありとあらゆるプレイを堪能させて頂きました。
あんな所を愛撫してもらったり、あんな体勢であんなプレイを・・・
日常では決してやらないであろうプレイも、この日の私には出来た。自然と勇気が湧きあがって、自ら快楽への道順を自分で導いていたのだ・・・
それはまさに夢のような時間でした。
なんどもなんども声を出し、次第に時間が経過していく。
ベッドに横になりながら、ゴロゴロと余韻を楽しむ時間も頂けました。
薄暗い部屋の中から見えるR君の横顔には、本気でこの瞬間だけは恋をしてしまいました・・・
その後も多少の時間、恋人同士のようなイチャイチャとした時間を過ごさせてもらい、シャワーに入って時間が終了といった感じ。
あんなにも最初は恥ずかしがっていたのに、最後のシャワーは一緒に入浴してしまいました。お恥ずかしい・・・
最後のシャワーは、湯船に泡を溜めて泡風呂にして楽しみました。
恥ずかしがっていた私に気遣ってくれて、電気を暗くした状態で混浴しました。
シャワーから出た後は、身支度をしながら世間話などを楽しみました。
時間を気にする私に、「ゆっくりで大丈夫だよ」と優しく気遣うR君。
最後の最後まで優しいなんて、反則です。
お互いの身支度が終わると、ホテルを後にします。
駅まで見送って頂いて解散。
「今日はありがとうね」
「こちらこそ、ありがとうね」
「ばいばい」
「ばいばい」
帰りの電車内、幸せだった時間を思い出す度にニヤニヤしている自分が窓ガラスに写っていた。機会があれば、また行こう。心の中で私はそう思った。
PS.次はもっと強引な感じをお願いしたい!By ミチコ
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